Librarian BBS(旧掲示板)

  • 01年2月13日(火)〜01年4月5日(火)の書き込みです。
  • 下から上に向かって新しい書き込みになっています。
  • ここに新たに書き込みすることはできません。
【 主な内容について 】
・公社委託(その2)
・雑誌の入れ替えについて
・図書館と図書館員(意義・魅力など)
・ホームページの印刷
・中古ゲームャtト判決と映像資料の補償金
・その他

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移動図書館車どおしの出会い… よっしーヨシ さん HomePage 2001年04月05日(木) 23時16分

おひさしぶりです。

ちょいと話の目先をかえまして、
先日あった(うちの図書館の職員から聞いた)出来事

うちの市には、飛び地があって、そこへ移動図書館が行く時には
当然となりの市を通る。

で、先日、隣の市を通っていたら、そこで開いている
隣の市の図書館の移動図書館と遭遇。

移動図書館車の前で別の市(しかも、県もちがう)
の図書館員どおし、お互い「やあやあ、はじめまして」
と、めずらしい(?)光景が展開されたのであります。

当掲示板について TBL運営事務局 さん 2001年04月04日(水) 23時53分

>ハーメルンさん

はじめまして。
当LB(Librarian BBS)は、図書館の情報・意見交換を中心としております。
恐れ入りますが、ハーメルンさんの書き込みは、
もう一つの掲示板CB(Confotable BBS)へお願いいたします。
なお、ハーメルンさんへの返信は、CBをご利用いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

初めまして ハーメルン さん 2001年04月04日(水) 20時56分

私は、将来司書になりたいと思っている、新中学1年生です。本が大好きなので、この仕事に
つきたいと思っているのです。(気が早い?)小学校で、はてしない物語を数人の女子に薦めて
みたところ、本に、少し親しみを持ってくれたようです。しかし、本よりもマンガの方に関心が
あるようです。マンガだって、いいとは思います。でも、想像できないし、量の割りに高いし。
それにくらべて、本は、想像も出来るし、自分を主人公にたとえる事も、出来るじゃないですか。
そして、本と、人とをつなぐ役割をしている人たちは、司書だって、気がついたんです。
作家でも、本屋さんでも、翻訳者でも良かったんです。ただ、私の母に、保育園の頃から図書館に
連れて行ってもらっていたせいか、司書という仕事が、私の中での、1番の目標になっていったのです。
司書の方は、やはり、本が大好きだと思うのです。司書になりたいと思ったきっかけや、
好きな本などを、是が非でも、教えていただきたいのです。どうか、お願いいたします。
そして、司書という仕事をやっていて、この仕事をやっていて、良かったと思えるときは、
どんな時でしょうか?

すみません くま さん 2001年04月04日(水) 00時13分

件名いれるの忘れてました。
無題ってことで勘弁してください。

くま さん 2001年04月04日(水) 00時08分

こんにちは! >いぬすけさん
某先生が誰か、わかっちゃいました?
 
法律や制度を変えていく力になるかどうかはわからないけれど、
いまの著作権法で、図書館ではこんなことで困ってんだぞ!
ってことをわかってもらえるように、
回答がなかったからとあっさり諦めずに、
文化庁への直接の問い合わせは続けたほうがよかったのかも…
って、今思いました。
これからは文書でもメールでも、形の残るものでまた問い合わせをしてみよう。
(回答もらえたらラッキーだし)
その方が、なし崩しで既成事実作るよりいいのではないかなぁ。

なんていいながら、
許諾を得ずに、新聞の読書欄のコピーを館内に掲示しているのはウチの図書館です。
ごめんなさい。
「許諾が必要です」と著作権の先生に言われたのに、ずるずると…(赤面)

そうかもしれない いぬすけ さん 2001年04月02日(月) 23時45分

>くまさん
確かに文化庁は、なかなか回答してくれないですね。
私も一度、この関係でメールで問い合わせをしたことがあるのですが、
半年ほどして忘れた頃に、回答のメールが届きました・・・。
文化庁主催の著作権講座を受講したときに、
「分からないことがあれば、いつでも問い合わせください」と、
著作権課の方がおっしゃっていたんですけれどね。

図書館情報大学の某先生は・・・、なんとなく誰なのか分かるのですが、
私は思うに、図書館も法律に一種守られて運営しているわけで、
(某先生がおっしゃるように?)時代に合わないからやってもいいとか、
先に事実をつくっちゃえ、とかっていうのは、余りにも勝手すぎると思っています。
図書館に都合のいいように(極端に)解釈しすぎるのもいけないかな、と。
(↑FAXで資料のコピーを送ってしまうとか)

時代に合わなくなった法律などを、改正する方向で働きかける運動をする、
ということを考えていくのが(本当は)正しいんでしょうねぇ・・・。

著作権を守りながら くま さん 2001年04月02日(月) 16時24分

>hirokiさん
早速のお返事、どうもありがとうございます。

著作権情報センター発行の「市町村のしごとと著作権」と「はじめての著作権講座」という冊子は、わかりやすいので折に触れてよく読み返しています(私の著作権理解度にはちょうど合ってる…)。著作権をよく知らない市役所職員や一般の方へ説明をするときにも、使える資料ですよね。
ほかのいい資料ご存知の方はお教えください。

当地は地方で著作権講習会・講座への職員参加が難しいため、センター主催著作権講座の講師を務めている方のお話をうかがえる機会があるといろいろ質問しています。しかし、旧来の著作物については詳細にお答えいただけても、新しいメディアなどがからんでくると法整備が及んでいない分あいまいなままになってしまって、図書館サービスにどう反映したらよいのかなかなか整理できません。
(今度は著作権情報センターには直接問い合わせしてみます)

私の図書館では、できるだけ著作権(法)を守る方針できている(それでも、サービスとの兼合いや職員の不精のため法破りは多々ある)のですが、そのことで「そんなにまじめに著作権法を守っているんですか。中央の方ではもっといいかげんにやっていますよ」と、実務に明るい図書館情報大学の某先生に言われてしまいました。う〜ん、「良い加減」って難しい…。その先生との話のなかでは、著作権を守りながら、個々の図書館で対応を悩まずに利用者へ情報提供できる新たな方法が、まだまだ考えられそうだね、と将来へ向けての希望の光をいただきました。

HPの印刷の件は、(図書館での)複写が可(不可)のものにはそういう表示を入れるようにしてはどうかという話が出てると去年聞きました。難しいでしょうけど、図書館での利用度が高そうなものだけにでもそういう表示をいれてもらえると便利ですよねー。昨日から、インターネット検索用のパソコンを事務室からカウンターに移したので、またいろいろ勉強しなくちゃと思っています。

著作権の問い合わせ hiroki さん 2001年04月02日(月) 00時21分

著作権については、文化庁は判例がある場合を除き、明確な解答はしないようです。
あくまで所管官庁なのです。

社団法人著作権情報センターという団体はご存知ですか。
著作権に関する相談に応じるほか、様々な冊子資料を発行しています。
私も昨年これらの資料を県内の図書館数分送っていただきました。
詳細は、ここを押して
著作権相談室03−5353−6922午前10時から午後4時まで

著作権の問い合わせ くま さん 2001年03月31日(土) 22時00分

夕方からオシゴトしてきたので、ちょっと時間があいてしまいましたが、
続けて書きます。

いぬすけさんが教えてくださったとおりに、
CD−ROMには「頒布権」が及ばない…LDも補償金なしで貸出し可能、
てことになるならうれしいです。(でも、まだまだわかりませんね)

それで、著作権についての問い合わせなんですが、
ずっと以前に文化庁に公文書で問い合わせをしたとき、回答をいただけませんでした。
そのときは電話でも何度か質問したんですけど…。
お国の機関だから市立図書館なんかには回答無用ということなのかなぁと思い、
その後問い合わせはしていません。
今はちゃんと答えてくれるのでしょうか。どなたかご存知ですか?

実質登録率 くま さん 2001年03月31日(土) 17時37分

年度末のどたばたで、しばらく寄れずにいましたが、
浩子さんのおっしゃるとおりの有意義なカキコミがいっぱいで、
うなりながら読ませていただきました。
常に目の前の仕事をさばくのが精一杯、司書としての自分を見失ってばかりのわが身を
猛省しているところです。

>大樹さん
私の図書館では実質登録率出せるんですけど、現在の上司の「方針」で出させてもらえません。
貸し出しをしていなくても利用者は利用者、といえないことはないですけど、数字が減ったらまずいとか、利用者が住民登録をしているかどうか住民基本台帳で調べるのが先とか、おかしなことばかり言われて困っています。実質の数字がはっきりしないと、サービス方針が見当違いの方向に向かうということもあると思うのですが…。(昨年度の単純登録率は40%あまりでしたが、過去のデータから見て実質は25%前後かな〜と予測しています)
資料費が年々減らされていることや、委託の問題など、図書館の実像を住民に知ってもらいたいと思っても、図書館の広報の一環で行うには全て上司の決裁が必要(=握りつぶされる)。しかたがないから、口コミ作戦で細々と頑張ってみようかと、いま抱えているいろいろな問題(ハリー・ポッターのことや公益法人への派遣問題なども)を、図書館開館に当たり住民運動を盛り上げてくださった方たちにお話したりしています。
住民に必要とされる図書館であるためには、やること、やれることはまだまだ山積み状態。司書でいられる限りは頑張らなくちゃいけませんね。ぼやきながらですけど…(^_^;

CD−ROMの貸出 いぬすけ さん 2001年03月29日(木) 23時51分

東京、大阪の高裁で中古ゲーム販売の判決が出ましたね。
これは、CD−ROMの貸出にも関係してくるので注目されていた方の多い?かな。

判決としては、両裁判所とも中古ゲームソフトは「映画の著作物」ではあるが、
「頒布権」は及ばないという判決で、中古ゲーム販売は合法ということになりました。
図書館に関係させると、CD−ROMを許諾なしで貸出できる、ということです。
(メーカーが上告するので、きちんとした結果は、最高裁での判決を待つことになりますが・・・)

さて判決の中で「頒布権」が及ぶのは、(下記、ちょっと引用)
#---------------------------------------------------
#頒布権が認められる複製物とは、配給制度による流通形態が採られる映画の著作物の複製物、
#およびこれと同等とみなされるものと考えられる。
#一つ一つの複製物が、多数の人々に視聴される場合には、頒布権を認めるが、
#大量の複製物が製造され、
#その一つ一つは、少数の人にしか視聴されない場合のものには頒布権を認められない。
#---------------------------------------------------
だそうだそうです。

つまり、配給制度のある劇場用の映画には「頒布権」がおよぶが、
大量の複製物が作られて、それが少数の人にしか視聴されない場合には「頒布権」は認められない。
・・・ということは、ビデオやLD、DVDはどうなるのだろうか?
これらもゲームソフトと同じように、大量に製造され、それらは少数の人にしか視聴されない。
「頒布権」が及ばないとなれば、今まで図書館が支払っている「相当な額の補償金」は、
支払う必要が無くなる、ということになりますよね。
市販されているビデオなどをそのまま買って貸出が出来る、ということになるのではないでしょうかね?
でも結局は「映画の著作物」だから、補償金はいるのかな?。
そんな気がしてきました・・・!。
う〜ん、日図協に聞いてみようかな。
それとも、文化庁の著作権課がいいだろうか・・・。
う〜ん。

>大樹さん
私の図書館のシステムでは、「実質登録率」というのがでないようです。
残念。むー。

ではでは。
なお、CD−ROMの貸出については、過去にここで書き込みがあったと思いますので、
もし、もうちょっと詳しい内容が知りたい場合には、ご覧になってみてください。

すみません。 大樹 さん 2001年03月28日(水) 01時26分

gomitaroさんでした。
失礼しました。ご容赦ください。

トップの理解は住民の要求から 大樹 さん 2001年03月28日(水) 01時25分

gomitaoさん、はじめまして。

 私は八千代町立図書館を拝見していませんが、さぞ立派なものなのだろうと想像しています。
 おそらくは現町長が単に元教育長だったからではなく、その方は「理解ある」元教育長だったのだろうと思いますが、なかなか理解を示さない教育長を抱える私の市では、現教育長が将来市長になっても何も変わらないことでしょう。

 先の2月19日付のくまさんの書き込みにもあるように、首長の理解に依存した図書館は、首長の交代と同時に憂き目にあうことが予想されます。gomitaoさんのおっしゃる通り、トップの理解はとても大切です。が、それは住民の要求に根ざしたものでなければなりませんよね。トップが変わっても図書館行政の重大さが認識されつづけるように、それを住民レベルでの共通認識に高めていかなければならないと考えています。トップが理解を示しているうちに、です。以前くまさんがおっしゃった某有名図書館の資料費半減、分館建設凍結の話は、首長の理解云々よりも、それが議会を通過したことの方が実はよほど深刻なのです。

 とは言うものの、実際のところ、住民に図書館がどれだけ必要とされているのかについては少し自信がありません。ちなみに私の図書館の実質登録率(1年間に1度でも図書館で貸出を受けた者の人口に対する百分率)は20%にも及びません。皆さんのところはどうでしょうか?20%という数字の評価は意見の分かれるところだとは思いますが、市民の2割しか利用しない図書館では、事実、どうにも説得力に欠けてしまうのです。
 もっともっと住民の要求を喚起して、ますます市民に必要とされる図書館にならなければ、予算半減なんて話がいつ起こってもおかしくないんですよね。

 やや支離滅裂ですが、そんなことを考えながら、来年度の運営方針を考えている毎日です。

立派な図書館は、財政力ではなく、トップの図書館への理解力 gomitaro さん 2001年03月27日(火) 16時22分

茨城県の八千代町立図書館は、一年前完成された館でありますが、それは、それは、図書館の理想とした
建物である。それでいて、財政が豊かであるか聞いてみると、おもな産業などなく平凡な町と聞く。
では、なぜと聞くと、現町長が、元教育長であったとのこと。やはり、図書館の理解が誰より深く、これが
立派な図書館建設につながったのだと思われる。
当市は、どうかと尋ねられるとお寒い気持ちである。

ホームページの印刷 土田 さん 2001年03月27日(火) 14時43分

いぬすけさん・彼女さんありがとうございます。
こんなに早く回答が得られるとは思ってもいませんでした。(掲示板初めてだったので・・・)
本当に助かりました。

ホームページの印刷 いぬすけ さん 2001年03月27日(火) 13時31分

>土田さん
彼女さんのおっしゃる通り、ひっかかりますね。
この掲示板で以前、話題に出たので、
過去の分をみてみると詳しくのってますよ。(←だいぶ戻らなくてはいけませんが)

Re:図書館でのPCの利用者開放について 彼女 さん 2001年03月27日(火) 11時56分

>土田さん
 >ホームページの印刷も可能にしようとしていますが、これは著作権にひっかからないのでしょうか。
 >どなたかご存知でしたら教えてください。
 しっかりひっかかると思います。
 正確に言うとHPは図書館所蔵の資料ではないので、図書館における複写の認められるものではない、ということです。
 以前うちの図書館(インターネット閲覧環境は提供済)で利用者から「出力できるようにしてほしい」と言われたこともあり日図協に問い合わせてみたところ、こちらの推測通り上記の回答がきました。

理想と現実 浩子 さん HomePage 2001年03月26日(月) 18時51分

お久しぶりです。
久々にここへやって来たら、とても有意義なカキコミを見ることができて得した気分になりました。
図書館で仕事をする…ということについて、改めて考えることができました。

実は、毎年恒例の人事異動で、また司書資格のある職員が二人、出ていく代わりに、
学校用務員だった方と、市長の運転手をしていた方が来ることになりました。
去年に引き続き似たような人事が行われ、溜息ばかりの毎日です。

その結果、皆様が述べているような図書館にとって大切な仕事が、
どれ一つ満足に遂行できない状況となりました。
まず、図書館の司書が育たない、育てられないこの環境を、
どうにかして欲しいものです。
ここで愚痴っても仕方のないことなんですけどね。

ここ数年、異動してくる人たちは、満足に接客もできない人たちで、
カウンターでお客さんを怒らせることもしばしば…
まず責任をもって仕事に従事していない。
自分が図書館の中の一員であることを自覚していない。
よって、お客さんとトラブルがあると「それは誰々さんのした失敗ですから」といった具合に、
お客さんの目の前で堂々と言い切る。
図書館として謝罪することもしない。
そもそも連帯意識が欠けてるんですよ。
組織の中で仕事をする…ってことが理解できていない。

それは図書館員として仕事をする…ということ以前の問題のような気もするのですが、
そんな有様なので、当然、彼らには図書館の仕事がどういうものか、
皆さんがここで書いているようなことは頭の隅にもないと思います。
こんな低レベルな環境で司書として働いていることに、
ちょっぴり嫌気がさしていたのですが、
ここへ来て、何だかホッとしました(笑)。
と同時に、
理想と現実のあまりの差に脱力した感じです。
うちの図書館が、こういう意識を持って働いている人たちの集団だったら、どんなにいいか…
いや、勿論、そういう意識をもって働いている人も、まだ、いるのですが…
ああ、やっぱり愚痴にしかなりませんね。

だけど、せめて市の職員としての自覚くらいは持って欲しいと思うのですよ。
地域の住民の一番近い所にある市町村立図書館において、
すべての仕事、すべてのサービスは、お客さんである市民のためにあるのだと思うから。
自分たちの従事している仕事の意味や意義、立場を理解することは、どんな仕事においても
一番大切なことですよね。
ここのカキコミ、印刷して職場に回覧しようかなぁ…って思いましたよ。
マジで(笑)。

図書館でのPCの利用者開放について 土田 徹 さん 2001年03月26日(月) 15時39分

図書館にパソコンを設置し、利用者にインターネットを楽しんでもらおうと企画しています。
ホームページの印刷も可能にしようとしていますが、これは著作権にひっかからないのでしょうか。
どなたかご存知でしたら教えてください。

いろいろ。 大樹 さん 2001年03月21日(水) 23時21分

Edさん。はじめまして。遅ればせのレスですが、あくまで私の場合です。

・一番大切な業務
 先のお二人とほとんど同じですが、あえて個別に一つ挙げるとすれば「選書」だろうと考えています。理由は二つ。@選書は図書館のあらゆる業務の出発点である、Aその後の全ての業務が選書に左右される、ということです。
 @は説明の必要はないでしょう。Aは、貸出にせよレファレンスにせよ、基本的にはまず自館の限りある資料の中で行われるわけですから、選書の質がその後のサービスに与える影響は計り知れません。また、選書の中で養われた図書館員の知識やセンスはその図書館の力を大きく左右することになります。
 私が視察した限りでは、よく選書された書架を持つ図書館のサービスは概してやはり優れています。が、建物や職員体制や予算がいくら充実していても、劣悪な書架しか持たない図書館のサービスは極めて幼稚なものです。一般に知られている図書館の評価は必ずしも正しくないというのが実感です。

・図書館の社会的意義
 これも大きく二つのことを挙げます。一つは過去を記録するということ。正しくは、過去に記録された文字情報(私はAV資料は図書館には不要との立場です。障害者用に加工されたものは別ですが。)を保存するということです。
 もう一つは、民主主義を支える公の機関であるということ。図書館は国民の「知る自由」に寄与するという言われ方をしますが、知る権利が言論の自由の反射的権利として認められ、それが民主主義を支えるものとして優越的地位にあることからも、図書館は民主主義を支える機関であると言えます。しかも法的に位置付けられた公の機関です。すなわち、図書館は民主主義の実現を公に具現化せんとする機関であると言えます。
 実は、今日の多くの市町村図書館では、「過去を保存する」という機能は一部郷土資料を除いてほぼ放棄されています。それらの機能は国立国会図書館と都道府県立図書館が集中的に行うのが一般的となってきているようです。中小図書館の利用の増大に伴って発生した側面と思いますが、私はそれでよいと考える者です。従って、市町村レベルの図書館の社会的意義としては、「過去を保存する」ことは小さくなっていると言えるでしょう。無論、提供することは別です。そして、この「過去の記録を提供する」ことも含めて、「民主主義の実現を具現化する」ことが公共図書館の最大の意義なのではないかと考えているところです。
 余談ですが、最近の青少年社会環境対策基本法に関する議論の過程で、「言論の自由」と「経済活動の自由」とのダブルスタンダードの神話が崩れてきました。また、インターネットの普及も、図書館の社会的意義に影響を与えつつあります。社会が変化すれば「社会的意義」が変化するのは必然ですから、今日的な意義を私もあらためて考えてみようと思っています。

・これからの図書館で自分が出来ること
 具体的にはいろいろなことを考えてはいますが、抽象的に言うと、「警鐘を鳴らし続ける」ということになります。先に言ったとおり、「図書館は民主主義を支える」と考えていますので、世論を扇動するのではなく、あくまで書架づくり、資料提供という形で民主主義を鼓舞していきたいと思います。その結果として、世論が形成され、社会が動くのだと、そう信じています。
 私にできることは、直接的なことではなく、あくまで環境を提供することだと思っていますので。

今考えていることを書いてみましたが、私もかけだしの図書館員ですから。
いくつか飛ばしちゃいましたが、Edさんにはよいきっかけを与えていただきました。

でも、ちょっと内容が重くてたくさんあるので、レスがどうしても長くなっちゃいますよね(笑)

私の場合 いぬすけ さん 2001年03月21日(水) 18時18分

Edさん、はじめまして。いぬすけ、と申します。
某町の図書館で司書をしています。

>図書館における業務は何が一番大切か

ゆうらさんのおっしゃるように、何が一番って決めるのは難しいですね。
図書館の業務(図書館のある意味)は、多岐に渡りますが、
それ一つ一つが大切なものです。
ただ、日常、現場で業務を行う(利用者と接している)上で大切だと思うのは、
これもやはり、ゆうらさんと同じような意見ですが、
利用者が求めている情報をデータの中から探し出して(あるいは探す手伝いをして)確実に提供する、
ということになります。
結果として、これが図書館の役割を支えている事にもなると思います。

>何に対して誇りを持っているか
>最大の魅力

ちょっとこの2つの質問は、とりあえず飛ばしますね。

>図書館の社会的意味・意義・位置づけ

大きくでれば、人類の知的遺産を保存し、再利用することを保証する機関、というところでしょうか。
あるいは、人類普遍の「知りたい」という欲求を満たすところ・・・。
まぁ、この辺(図書館の存在意味)を理解せずに司書をやってる人は、司書とは言えないでしょうね。

>これからの図書館で自分が出来ること

上で飛ばした2つの質問と合わせ、理想論ではなく自分の本音でいきますと・・・。
まず、そもそも私が図書館で司書として働こうと考えた理由が、
私の生まれ育った県の図書館行政が、他の都道府県よりも遅れていたためです。
私は、大学に入るまで公立図書館を利用したことがなく(というより身近になかった)、
大学で図書館を勉強するまでは、ずっと図書館の仕事に魅力を感じていませんでした(笑)。
また、利用者の喜ぶ顔がみたい、本が好き、本の魅力を伝えたい、
といったことも司書として働こうと考えた理由でもありません。
我が町、県の図書館行政のレベルを上げる、そして日本の図書館を世界的にもトップレベルにする、
ということが一番の理由(目的)で司書になろうと決心しました。
(・・・なにぶん負けず嫌いなもので、はは)

何に対して誇りを持っているか、と問われると、はっきりいって誇りをもっていません。
今の日本の図書館のレベルが誇りを持てるほど高いわけでもないし、
住民や行政の中で確実に認知されているわけでもないし、自分に実力もないためです。
しいていえば、図書館への情熱だけが誇りです。(←ご質問の意図とは違いますが・・・)

次に私にとって、働く上での最大の魅力は、図書館にはまだまだ未開拓の部分がたくさんあり、
また、将来的に今以上に住民あるいは国民、人類に利用普及させていくだけの余地がたくさんあるというところです。
それを開拓していく面白さに魅力を感じるというわけですね。
(図書館も行政の一部ですが、その行政の壁にぶつかり現在ヘタリ気味ですが・・・。はは)

私が出来ることには限りがありますが、
将来に向けて、今自分に出来ることとして大切だと思っていることは、
馬鹿な行政のしくみ(人事など)の中で、それに嫌気を指して仕事を辞めずに、
(↑何度、辞表を叩き付けてこの図書館を見捨てようと思ったことか!)
図書館に残りつづけ、自分と同じ苦しみをこれから入ってくる後輩に絶対に味合わせない、ということですね。
この頃つくづく感じています。
図書館を知らない、仕事ができない(しない)、管理職の資質がない、今の馬鹿アホクズ上司のおかげで・・・。
う、失敬!。

最後に、社会的貢献についてですが、これについてはあまり(とうか全くかな・・・)考えたことがありません。
結果的に社会的に貢献している、のかもしれませんが・・・。
私は、ボランティアであれなんであれ、それを実行することの理由よりも、
それをすること、実行することそのもの、が大切だと思っています。
だから、「なぜボランティアをしているのですか?」と問われたとき、
「やりたいから」とか「面白そうだから」という理由であっても、
「人のためになりたいから」という理由であっても、
結果として人のためになったり、社会的に貢献することになったりしていれば、
どっちでもいいということです。
私にとっても、たぶんボランティアされる側に立ってみたとしても。

司書になった目的は、図書館のレベルを上げることが第一ですが、
これは結果(あるいは前提)として、
図書館(利用者)サービスを第一に考えなければならないということにもなりますし、
自分の実力を上げ、利用者の求める情報への道案内を確実に行っていく、ということにもなっています。
利用者のためになる、という訳ですね。

・・・ちょっと(?)ご質問の意図とは離れてしまった部分があったり、
答えとしてはあまりいいものではなかったりといった内容になってしまいましたが、はぁ、
私としては、このような感じです。
ではでは。

あっと、途中で「利用者の喜ぶ顔がみたい」というのが図書館で働く理由ではない、と書きましたが、
だからといって、みたくない訳じゃありません。もちろん(笑)。
学生のころ、「学生全員と友達になろう計画!」を密かに(笑)実行していたくらい、人は好きです。
図書館員の重要資質の一つですからねっ。
レファレンスの時とかに、喜んでくれるとこちらもやる気がモリモリ沸いてきます。(^-^)/
ちなみに、計画は達成できませんでした・・・。あはは。

私の社会の貢献とは・・ Ed さん 2001年03月20日(火) 17時49分

>Edさん、こんにちは。

ゆうらさんこんにちは。

>「なんだか運良く公共図書館の司書として採用された」

公共図書館に勤めるのはかなり至難だと伺っております。
役所の方が赴任される場合が多く、初めての人は届け出をして、アルバイト待ちと聞いてます。

大学図書館や国立図書館はどういう状況なのでしょう?

>だいたい慢性的な人手不足で、余分な仕事なんかしているスキはありません。

人件費をかけずいかに効率よく回していくかが企業の世界でした。
図書館の財政は地方自治体や国であると聞いてます。
“慢性的な人手不足の状況”を地方や国はどのように捉えているのでしょうか?
私としてはこれから働き手となる側ですから、直ぐにでも雇ってくれ。と言いたいところなのです
けれども(笑)。

>司書のいう「貸出し」は、一般の人の考える「貸出し」とは違うので、市民権を得ていない表現に
>思えて、私は嫌いです。

つまり、この一般の「貸し出し」は安易に使われるべきではなく、図書館で働く側としては、
もっと重要な意味があるとお考えなのですね。

>図書館はすべての人の「知りたい」と思うことに応える(答えじゃなくてね)ところなので、

なるほど、「知りたい」の中にも利用者側の千差万別の要求と内容がある訳なんですね。

以前、地元の市立図書館に研究として“岩石”の種類を知りたいのですが・・と尋ねたところ、
それはどういう分野ですか?と聞かれたので多分理科でしょう。と答えました(笑)。
さらに困った館員さんは、どういう研究ですか?と言われるので、日本にはどのような石の
種類があるのか知りたいのです。と答えました。
結局その館員さんは私に本を一冊も紹介してくれることが出来なかったんですね。
当時私は中学生だったのですけれども、答えを探しに一階に降りまして、富士山や地理の分野
の図鑑写真を見つけて満足そうに眺めてました(笑)。
おそらくその館員さんには、石ころなんぞ分野外か興味外、もしくは私の「知りたい」ものが極端に稀な
例だったのでしょうね(笑)。なにせ、驚きを隠せない様子でしたから。

このことは文字通り「知りたい」と願う当時の私に「応える」ことがその人は出来なかった例として
挙げることが出来そうですが、「貸し出し」というのは、その前提として「応えること」ができて、
初めて要求者に資料を「貸し出すこと」ができる、とその体験から知ることが出来ますね。

>人が知恵と知識と思考力を持てば、どんな素晴らしいことでもなし得ると思っています。
>社会的貢献については考えたことがありません。

・・・

>それが達成されるのが私の誇りだし、仕事の魅力だし、社会的意義だと思っています。

・・・では少なくとも利用者のニーズに応えられている自分に誇りを持っていられると言うことですね。

他の方はどのようにお考えでいらっしゃいますか?

私はこの年になってようやく何か人の役に立つような仕事をしてみたいと思うようになりました。
福祉だのボランティアだのとたいそうなことを言うのではありません。
それは自分は『人によって活かされているからだ』と実感し始めたからです。

図書館の仕事は一見、アクティヴな仕事には見られていないのが実状ではないか?
あるいは、世間で言う労働とは異なっているようにも感じる。
ラベル貼り、配架、書架整理、貸し出し、返却、検索・・
大学のアルバイトを通して、これらの作業にどのような社会的貢献があるのかと考えたことが
ありました。
やはり、世間の労働とは違うのではないだろうか?
しかし体験から企業での何かモノを売って国民の生活をより便利に快適にすることばかりが、社会的貢献
だとは思いませんでした。非営利でも立派な営みがあってもよいと思ったのです。
いや、社会に貢献することにそもそも営利か否かなどとはどうでもよいことなのかもしれません。

『文化』-
ふと頭に浮かんだのはこの言葉でした。
人は好奇心が強く向上していく生き物だと思えます。
そして周りに影響を与えていく生物。
「文化」を“精神世界”と訳せそうです。
人が小さい頃から学んできたのはこの精神世界を形成するためではなかったか?
それを活かそうと考え、企業文化に突進していくのは資本主義では“本”ではないか?
それじゃ、その人の成長を手助けできる仕事に就くことができれば、これほど社会に貢献できる仕事も
そうないのではないか(!)そう考えたのです。
他にも博物館か美術館か?など、いろいろ選択肢はありそうですが、図書館を選んだのは私の“居心地の
よい趣味”とさせてもらうとしたら、皆様から叱咤を受けるかもしれませんが、精神世界を育むために
“心の利益”を易くみなに売るのが公共経営文化、図書館ではないか。と自分なりの結論を出すこと
にしました。
しかしそれでも腑に落ちないところはあります。
勢いで文化だのと口走っても、拡がりがあまりにも大きいため自分でも収斂できないからです。
そこにもどかしさがあります。

社会への貢献は誰もが考えたことのあることだと思いますが、皆様はどのようにお考えでしょうか?

>ところで、ばばあの小言と思ってくださって結構ですが、
>Edさんの敬語はちょっと妙ですよ。

小言ではありません。
大事です。
ゆうらさん。大変感謝いたします。
そうですね。こんな不自然な言い回しはありませんね。
ちょっと日本語を勉強した方の言葉遣いのようでした。
きれいで、丁寧で、正しい言葉を使いたいと願っていますので、このように先輩から指摘されるのは
大変嬉しいことだと思っております。
改めて勉強させて貰いました。^0^/

不良の司書の心持ち ゆうら さん 2001年03月20日(火) 00時51分

Edさん、こんにちは。
さて、ご質問の件ですが、わたしは「なんとなぁく資格をとって」
「なんだか運良く公共図書館の司書として採用された」今の時代には絶対にありえないような
幸運で図書館で働いている不良司書です。なにしろ図書館関係の基本図書でさえ
就職してからポツポツ読んでみる、といった程度ですから。
そのおつもりで読んでください。

図書館における業務は一番も二番もなくみんな大切です。
だいたい慢性的な人手不足で、余分な仕事なんかしているスキはありません。
もっとこうしたい!ということですら、人手のないがために却下されるほどです。
よく「すべての仕事は貸出しにつながる」という言い方をされていますが、
司書のいう「貸出し」は、一般の人の考える「貸出し」とは違うので、
市民権を得ていない表現に思えて、私は嫌いです。
図書館はすべての人の「知りたい」と思うことに応える(答えじゃなくてね)ところなので、
それが達成されるのが私の誇りだし、仕事の魅力だし、社会的意義だと思っています。
人が知恵と知識と思考力を持てば、どんな素晴らしいことでもなし得ると思っています。
社会的貢献については考えたことがありません。
私は仕事として「司書」を選んだので、「知りたい」という人のお手伝いはしますが、
社会に貢献しようと思ったこともないし、これからもないでしょう。

ところで、ばばあの小言と思ってくださって結構ですが、
Edさんの敬語はちょっと妙ですよ。
「発言されてくれれば」は、「ご発言いただければ」…発言するのは他人
  「する」の敬語は「なさる」、ときどきおとっつぁんでも「される」って言ってるけどね。
「ご質問したこと」は「質問いたしましたこと」…質問するのは自分
「お詫び申し上げの上」…自分のお詫びを「上」にしない、このような表現はない
「いただきたく思います」…「いただきたく」ときたら「存じます」と普通はつづく。
たとえば、「諸先輩方には勝手な質問をいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
若輩に少しでも道をお教えいただきたくお願い申し上げます」って感じかな。
就職試験の小論文は「です、ます」で書くと良いと私の時代には言われていました。
普段「だ、である」を使っていらっしゃるなら、練習してみるとおもしろいですよ。

自分が図書館員であると言うこと。 Ed さん 2001年03月18日(日) 00時41分

司書の方におたずねいたします。
私は現在、司書資格の勉強をしている学生です。

・図書館における業務は何が一番大切だと思っていらっしゃいますか?
・自分が図書館に携わっていて、何が、あるいは何に対して誇りを持って(感じて)いらっしゃいますか?
・この仕事の最大の魅力は一体なんだと思いですか?
・図書館の社会的意味・意義・位置づけを明確にすることはできますか?

最後に
・これからの図書館で自分が出来ること(社会的貢献)は一体どのようなものがあると思われますか?

公共図書館、学校図書館、大学図書館、国立図書館、専門図書館・・・それぞれの立場から発言されて
くれれば嬉しい限りです。

諸子先輩方に大変失礼ながら、一筆ご質問したことを重々お詫び申し上げの上、
若輩に少しでも道を教えていただきたくと思います。

削除しました TBL運営事務局 さん 2001年03月07日(水) 18時09分

>菅原さん

当LB(Librarian BBS)は、図書館に関する情報交換・意見交換を主目的としております。
このため菅原さんの書き込みは、削除させていただきました。
よろしくお願いいたします。

お知らせ TBL運営事務局 さん 2001年02月26日(月) 23時07分

こんにちは。
次のようなメールを事務局にお寄せいただきましたので、
皆様にお知らせいたします。
ぜひ、下記サイトをご覧いただければと思います。

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このたび、文京区では、出張所を全廃し、その機能の一部を図書館に
移そうという計画が進行しています。図書館の建物自体を複合施設化する
のではありません。図書館のカウンターの近くに行政サービスコーナーと
銘打ったカウンターを作り(館によっては、書架をつぶすことになります)
そこで住民票や戸籍などを発行しようというものです。
さらに、そこには職員を常駐させず、図書カウンターに入っている職員が
監視し、業務も行うというものです。

 私たちは、図書館サービスを確実に低下させ、問題も多い、この計画に
反対しています。この問題を広くアピールし、皆様のご意見やご協力を
賜るためにサイトを立ち上げました。

-------------------------------------------------------

このサイトは、ここを押してください。

図書館の行方 くま さん 2001年02月19日(月) 12時55分

>ひろすけさん、ちゅん太さん、大樹さん
早速の情報とご意見を、どうもありがとうございます。
今の図書館界は、ごく一握りの‘先進館’を除くと、
実情の苦しさはやっぱり同じなのかなぁと改めて思いました。

ごく一握りの‘先進館’にしても、
私の知っている某有名図書館は、先代の首長が図書館を行政の目玉に挙げていたため
すばらしい活動と実績をあげてきましたが、
首長がかわったとたんに、資料費の急激な削減や分館建設の凍結などの
壁に直面しています。
優秀な職員の方もおられますが、もとから非常勤職員のほうが多いという
人的に不安定な組織だったので、
これからが正念場で、苦しいことも多くなるのではないかと心配です。

「公益法人等…」の件、楽天家のくまが精神安定剤飲むほど悩んどるっちゅーのに、
わが市の部長連は、いまだにこの法律の存在を知らんらしいのです。
ひどい話でしょう? (行政手腕のレベルが…)
もちろん人事担当部署は知っていて、秘密裏に方針を練っているらしいのですが、
「職員が動揺するから」と、館長(課長職)にも情報を公開しません。
近々やっと部長会議で議題にあがることになったそうです。
「委託は美徳」とやみくもに信じている人たちが大多数(全員?)なので…。

図書館はいったいどこに向かっているのでしょう。


さて雑誌の入れ換えについて、>ちゅん太さん
「山と渓谷」はうちの図書館では、大人気とはいえないものの、
実際に登山をしない人も含めて根強いファンがいます。
「OUTDOOR」「BE−PAL」の方が利用は多いようですが、
読者層が異なるようです。(内容が違うのであたりまえなんですけど)
「山と渓谷」は中高年の方によく利用されています。
ちゅん太さんの図書館での利用度と、奉仕対象の年齢構成等と、
他種の雑誌とのバランスを考えて選ばれたらいいと思います。
熱心な利用者の方へは、相互貸借とか広域利用での対応ができるのでしょうか?

人間だけでなく、資料費も削減一方。私も頭が痛いです。 

>公益法人等への・・・くまさん 大樹 さん 2001年02月19日(月) 01時28分

はじめまして。
私のところも財団委託ですが、確認したところでは、基本的に市職員は全員引き上げということになるようです。
もともと、うちの場合は実務担当者ではなく管理職や庶務担当者が出向(?)してきていますので、組合的にも「しめしめ。これで財団なんかに行かなくてよくなったぜ」・・・てな調子でしょうか。
で、肝心の実務担当者は今でも財団雇用の嘱託、臨時職員ばかりですから、実体としてはさほど変わらないでしょう。

それにしてもこの法律、現状を踏まえて・・・というのは分からなくもありませんが、そもそも自治体が100%出資して民間法人を設立するという矛盾を追認してしまうことの方が危険だと思います。財団委託でサービスが低下するとか、利用者の秘密が脅かされるなんていう主張はナンセンスですが、「自治体が100%出資した民間法人」というのは存在自体が矛盾しています。そこら辺こそ、もっと追及されるべきではないでしょうか。

雑誌の入れ替えについて。 ちゅん太 さん 2001年02月19日(月) 00時24分

そろそろ雑誌入れ替えの時期がやってきまして、
利用回数の少ない雑誌などを見直しています。

それでアドバイスをいただきたいのですが、利用回数が少なくても、
毎月最新号を予約して借りてるような、熱心な利用者がいる場合、
どうしたらいいのかということです。

雑誌の購入費が潤沢にあり、どの分野の雑誌も購入できればいいのですが、
毎年予算が20パーセント削減されてる状態なのです。

予算獲得に動くべき上司はなにもしてくれないし。

ちなみに対象となっているのは、山と渓谷。(利用回数が少なく高価なので。)
これは登山上級者の雑誌なので、もっと掲載範囲の広いBE−PAL
かOUTDOORにしたいと思っているのですが。

ご助言お待ちしてます。

私の勤務する図書館では館長のみが市の正職員で、
司書職は全員非常勤嘱託職員。もうほとんど民間委託と同じです。

自治体で嘱託職員の勤務体系は常勤は認めず非常勤とし、
勤続5年以上の嘱託職員は解雇される旨の通達が
3年前に出され、急遽労働組合を結成し、雇用継続のために毎年運動してます。

でも、条例を撤回するには至らず、雇用の確保しかできませんが。
それでもみんな司書の仕事が生き甲斐みたくなってて、
給料は正職員の3分の1以下だし、土日の出勤手当もないけど、
日々前向きに働いてます。

このほとんど民間委託といえる状態で、一番困るのが唯一の正職員の上司。
本庁舎じゃ不要だから出先機関に置いておけというような人ばかりが代々館長。
改善できる力のない嘱託職員が利用者の苦情要望を聞くわけです。

利用者の苦情に職員が困ってるのを見て事務室に逃げてる上司。
図書購入費を削られようが雑誌購入費を削られようがはいそうですかと
財政課から帰ってくる上司。
司書がイベントを企画しても何かとケチをつけてボツにする上司。

ため息がでます。
でもゴミが一人しか居ないので、司書一丸となって館長に対することが
できるのが救いです。

いろんな所の司書の方に話を伺うと、図書館イコール本庁舎のゴミ人材の置き場所と
なり果ててる図書館もあるそうですから。

下には下があるってことですね。

今人手不足で人員を増やせと人事課に働きかけてるので、もしかしたらゴミの正職員が
配置されるかもしれません。

そしたらひろすけさんとこと同じことになりそうでコワイです。
正職員のプライドがあって、仕事はわからないけど、嘱託職員なんかに
仕事を教われるか!という方も多々いらっしゃるので。

委託の闇の前に・・・ ひろすけ さん 2001年02月18日(日) 23時10分

はじめて書き込みさせてもらいます。
私は某市の公共図書館で非常勤で図書館司書を13年やっているものです。
今年24才から勤めはじめて、おととし、はじめて異動がありました(年がわかってしまいますが・・・)。

私達の所も専門職で採用された司書さんがいます。その方達も現場で先頭に立ち、積極的に動ける年令でなくなってきつつあります(この方達には実務面で教えを受けて大変感謝しています)。
しかし、新規採用はなく、他所の部署からの異動で後付けで司書資格をとらせるというパターンです。
経験がおありの方はお分かりだ思われますが、他所の部署からの方はなんらかの面で問題ある方が多く(すべての方がそうではありませんが・・・)、大変コントロールしにくいです。
それに、うちの自治体では定年後の再任用制度に便乗したような非常勤職員へのしめつけ(雇用継続年数の設定)が行われようとしているみたいです。

私もあとどのぐらい働けるかわかりません。

図書館で働いてきた私達の目からは、市の図書館をつぶそうとしているとしか思えません。
諸々の実務やネットワーク、OPACにしろ、後付け司書の方のポカをだまって見ていなければなりません(あとでフォローするのが大変ですが・・・)。
掲示板などには非常勤募集がよく見受けられますが、中途半端な扱いにされるだけだったら受けない方がいいと思います。
ポカやっても何もしないでも、むこうの給料はわれわれの3倍です(少し過激になってしまいました。すいません)。

私達の所はめでたくベテラン専門職が定年退職し、永年勤めた非常勤がいなくなれば、「委託」される前にもはや「図書館」ではなくなるでしょう・・・。

委託の闇 くま さん 2001年02月17日(土) 23時42分

先に「目の前が真っ暗」と書きましたが、
「真っ暗」にも2つの意味がありまして…。

ひとつは個人の問題(これは小さな闇)で、
私自身(及び同僚)が今の図書館で司書を続けることができないのではないかということ。
うちの図書館には若干名専門職で採用された司書がいます。

これは、よっしーヨシさんが仰るような「脱法的手段」で
ひょっとしてなんとかできることなのかもしれません。
でも、それでなんとかなったとして、私たちがめでたく定年退職した後、
市は、新しい専門職を採用して、同じようにまた財団に派遣する? しない??? 

もうひとつの暗闇はもっともっと大きくて、多くのものを飲み込みます。
財団に派遣している正職員(公務員)を引き上げるにせよ、
とりあえず現状を維持するにせよ、
いずれは、司書やその他の専門職を、
完全に財団や公社に位置付けることになりますよね。
それで、図書館が安上がりに運営できるなら、
現在運営委託を考えていない自治体だって、食指を動かすことになるのでは。

苦節○○年、頑張っても頑張っても、
「まだやれるだろう」「もっとがんばれるでしょう」
「ひとりふたり減ったって大丈夫」
てな調子で鞭打たれ、息つく間もなく走りつづけてきましたが、
なんかさすがに疲れてきました。ふうう。

いっそ、図書館の外に出て、図書館をサポートする運動をした方が効果あるかも…
なんて考え込んでしまったりします。

やっぱり愚痴になってしまいました。後ろ向きで申し訳ありません。

当掲示板について TBL運営事務局 さん 2001年02月16日(金) 18時26分

>日本図書館協会資料室さん

当LB(Librarian BBS)は、図書館に関する情報交換・意見交換を主目的としております。
下記の書き込みについては、もう一つの掲示板、CB(Confortable BBS)へお願いいたします。
なお、今後LBにおいて、下記のような宣伝、お知らせ等の書き込みがある場合には、
図書館関係のものであっても、削除させていただきます。

それでは今後とも、よろしくお願いいたします。

ミニ資料展のお知らせ 日本図書館協会資料室 さん 2001年02月16日(金) 15時39分

図書館法制定50周年記念ミニ資料展「図書館法はいかにして成立したか」
日時:2月19日(月)〜3月23日(金)10:00-17:00(土日祝休)
会場:日本図書館協会資料室
展示内容:昭和21年に文部省社会教育局によってまとめられた「公共圖書館制度刷新要綱案」をはじめ,同23年に図書館界の最終的な意見を示す法案として日図協よりCIEと文部省に提出された「公共図書館法案」,中井正一氏による「圖書館法ついに通過せり」(昭和25年4月)など図書館法成立関係資料約30点
問合先:日本図書館協会資料室(TEL.03-3523-0814)

ぜひお近くにお寄りの際はお出かけ下さい。
小冊子のプレゼントもあります。

>公益法人等への… よっしーヨシ さん HomePage 2001年02月16日(金) 11時08分

うちは、図書館は直営なのですが、
博物館などは、財団に運営委託しています。

で、労働組合で影響を勉強中ですが、
いままで聞いているところですと、
(組合から職員への説明)
博物館など(もちろん図書館もそうなのだが)
営利を目的とするものではないので
従来と大幅にはかわらなし、
条例化の際に、変わらないように
当局も考慮する、と聞いています。

ただ、第3条で、上限が3年とされているので
学芸員(司書職採用もあれば司書職も)などの
専門職員はどうするのか、という問題はあります。
「1日校長みたいに、1日だけ本庁勤務(形式的に)とか?」
という脱法的手段も、考えられなくはないのですが…

公益法人等への… くま さん 2001年02月13日(火) 23時04分

こちらこそ、メールまで頂戴してありがとうございました。>よっしーヨシさん

ハリー・ポッターの件ではいろいろお騒がせしました。m(__)m
といってもわが館では解決をみた訳ではないのですが…。
意見を出してもナシのつぶて、朝日新聞にコトが掲載されるに至っては、
不気味な沈黙を守っている上層部です。
(おかげさまで今のところは、なし崩しでやりたいようにやらせてもらってます)

ところで、公社や財団に運営を委託されている図書館でお勤めの方も
少なくないと思います。(私のところは財団委託です)
来年4月から施行される
「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣に関する法律」により、
大きく体制が変わってくることが避けられませんが、
自治体で条例が制定された等、具体的な動きがでているところはありますか?
この件に関することだったら、何でも教えてください。
情報、ご意見、よろしくお願いします。

来年の今ごろには、「司書を選ぶか、公務員を選ぶか」という究極の選択に
答えを出していなければならないかと思うと、目の前が真っ暗です。
(もっとややこしい選択になるかもしれない…)

法律の条文は、ここを押してください。