国立大学法人の図書館は、情報公開法上、"原則"としていわゆる「紹介状」を持参しなくても利用できますが、私立はまだまだ必要な所が多いですね。
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紹介状を発行するとき、事前に所属機関(図書館)を通して所蔵確認FAXをするというのは、大学間では常識として認識されています。しか~し、公共図書館の場合だと事前に所蔵を確認せず、利用者に紹介状だけ渡してしまうケースがあり困ることが多々あります。
(・´ω`・)困ッタナァ...
"紹介状利用"という方法を知っているということは、それなりにその方法を調べたんでしょうし、もし利用者からの「紹介状作ってくれれば利用できるんですよ」という言葉をそのまま鵜呑みにして、訪問先へ利用方法を確認せず作成していたとしたら、それはその図書館自体の信用を低下させることにもなります。
ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/マイチング
そんな訳で大学図書館へ利用者に行ってもらうときの「紹介状」発行の流れ等を書いておくことにしましょう。公共図書館の図書館員の場合、紹介状利用っていうのがある事を知らない方もいるでしょうからね。
■なぜ事前の所蔵確認が必要か?
さてまずこれですね。なぜか? それは、特に大きくて歴史のある大学図書館になるほど、現物の配置場所が複雑ですぐに利用できないケースがたびたびあるからです。利用者にせっかく来てもらっても「利用できません」ということがあるんですよね。小さいところも同様で研究室にある場合などは、すぐに利用できません。なので必ず事前に所蔵の確認と利用の可否を問い合わせて欲しいんです。利用可の状態であれば、断る大学図書館はまずありません。多くは丁寧にも、他の利用者に利用(貸出)されないようカウンターへ取り置きをしてくれます。また、研究室等にある資料ですぐに利用できないときでも、取り寄せて利用できるように手配してくれます。
■「紹介状」発行までの流れ
*** その1 所蔵確認のFAX ***
利用者が希望する大学図書館へ所蔵確認のFAXをします。この際に記述する項目として必ず必要なのが「利用を希望する資料名(雑誌の場合は巻号も)」「利用者名」「利用希望日」です。資料名は、特定の資料でなくてもOKで、「○×の研究のため△□関係の資料を利用希望」といったものでもいいでしょう。また利用希望日は、特定の日を指定しなくても、"○月△日~×月□日の内、1日"といういう風に1週間程度の期間で区切ってもOKです。なお、複数日続けて利用する場合は、その日ごとに複数枚紹介状が必要な場合があるので、訪問館に確認しておいた方がいいでしょう。利用可能な場合には、取り置きをしてくれるところが多いですが、利用頻度が高かったり大量の資料を希望する場合には、取り置きしないこともあります。
*** その2 「紹介状」の発行 ***
訪問館からの回答は、通常その日の内に返ってきます。多くの大学図書館は、この時点でカウンターに資料を取り置きし、利用者が来ればすぐに利用できるようにしておいてくるでしょう。さて、回答内容を確認し紹介状を作成しますが、ここでの注意点は、必ず回答FAXがあってから紹介状を作成する、ということです。紹介状だけ先に利用者に渡して後から回答を確認する、というのは絶対にしてはいけません。紹介状については、"資料利用依頼書"と同義ですから公文書を作成する要領と同じです。なお、必ず必要な項目としては、「利用資料名(利用目的)」「利用者名」「利用(訪問)日」です。問い合わせFAXと一緒ですね。
*** その3 利用者へ渡す ***
作成した紹介状を利用者に渡せば完了です。なお、利用者には身分証も持参するように伝えましょう。訪問時に本人かどうか確認するためです。
■どんどん大学図書館の活用を!
大学図書館は公共図書館が思っているほど閉鎖的ではありません。正しい手順で利用者に紹介状を持たせれば、原則として誰でも資料を利用することが出来ます。紹介状が無くても利用できる所も増えていますので、HPなどで確認してみるといいでしょう。学術誌や研究書など、公共図書館でまかないきれない種類の資料については、どんどん大学図書館へ案内してください。紹介状利用は、大学図書館にとってそれ程珍しいことではありません。(※実費はかかりますが、複写依頼や現物貸借も大抵は受け付けてくれます)
公共図書館には、総合目録ネットワークという便利なツールもありますが、大学図書館にはNACSIS WebcatやWebcat Plusというのがあります。バシバシ大学図書館の蔵書を検索してバシバシ資料を使っちゃいましょう!
YE━(。・`ω´・。)ゞ ━S!!