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専門職ってなんだろう?

2007/02/17 (土) 20:58

ここのところずっと考えているのは、司書に専門性ってあるんだろうかっていうこと。長々と司書をやってながら、今更だけどそんなことを考えている。当初(働き始めた当時)僕の中に存在していた"司書=専門職"っていうのは、明らかに大学の講義や本の中から得たものだった。実際働いてみてそれは単なる知識から経験知へと変化したかといえば、それは現在、疑問へに変わったとしかいえない。

社会一般として「専門性」と呼ばれるための基準とは何なのだろうか。「司書には専門性がある」と主張する人(特に専門職制度が必要だと主張する司書)たちは、何をもってその仕事が専門的であると断言しているのだろう。資格があるからか? 長年の経験と知識の積み重ねが必要だからか? そんなものは司書じゃなくたってサラリーマン一般に当てはまることだ。そもそも専門性の基準というものが示され、それに照らし合わせ検証して初めて他の人を説得できるんじゃないのか?

『図書館情報専門職のあり方とその養成』というのを読み始めた。色々と書いてありますな。(関係ないけど図書館関係の本を読むのって楽しいなっ) 他にも色々と論文を読み漁ってみよう。僕だって司書には専門性があるって主張したいもの。そして誰もがなっとくする僕自身の言葉を見つけてみたいっす。

大学図書館の紹介状利用

2006/11/15 (水) 19:51

国立大学法人の図書館は、情報公開法上、"原則"としていわゆる「紹介状」を持参しなくても利用できますが、私立はまだまだ必要な所が多いですね。

(゚ω゚)(-ω-)(゚ω゚)(-ω-)ゥィゥィ

紹介状を発行するとき、事前に所属機関(図書館)を通して所蔵確認FAXをするというのは、大学間では常識として認識されています。しか~し、公共図書館の場合だと事前に所蔵を確認せず、利用者に紹介状だけ渡してしまうケースがあり困ることが多々あります。

(・´ω`・)困ッタナァ...

"紹介状利用"という方法を知っているということは、それなりにその方法を調べたんでしょうし、もし利用者からの「紹介状作ってくれれば利用できるんですよ」という言葉をそのまま鵜呑みにして、訪問先へ利用方法を確認せず作成していたとしたら、それはその図書館自体の信用を低下させることにもなります。

ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/マイチング

そんな訳で大学図書館へ利用者に行ってもらうときの「紹介状」発行の流れ等を書いておくことにしましょう。公共図書館の図書館員の場合、紹介状利用っていうのがある事を知らない方もいるでしょうからね。

■なぜ事前の所蔵確認が必要か?

さてまずこれですね。なぜか? それは、特に大きくて歴史のある大学図書館になるほど、現物の配置場所が複雑ですぐに利用できないケースがたびたびあるからです。利用者にせっかく来てもらっても「利用できません」ということがあるんですよね。小さいところも同様で研究室にある場合などは、すぐに利用できません。なので必ず事前に所蔵の確認と利用の可否を問い合わせて欲しいんです。利用可の状態であれば、断る大学図書館はまずありません。多くは丁寧にも、他の利用者に利用(貸出)されないようカウンターへ取り置きをしてくれます。また、研究室等にある資料ですぐに利用できないときでも、取り寄せて利用できるように手配してくれます。

■「紹介状」発行までの流れ

*** その1 所蔵確認のFAX ***

利用者が希望する大学図書館へ所蔵確認のFAXをします。この際に記述する項目として必ず必要なのが「利用を希望する資料名(雑誌の場合は巻号も)」「利用者名」「利用希望日」です。資料名は、特定の資料でなくてもOKで、「○×の研究のため△□関係の資料を利用希望」といったものでもいいでしょう。また利用希望日は、特定の日を指定しなくても、"○月△日~×月□日の内、1日"といういう風に1週間程度の期間で区切ってもOKです。なお、複数日続けて利用する場合は、その日ごとに複数枚紹介状が必要な場合があるので、訪問館に確認しておいた方がいいでしょう。利用可能な場合には、取り置きをしてくれるところが多いですが、利用頻度が高かったり大量の資料を希望する場合には、取り置きしないこともあります。

*** その2 「紹介状」の発行 ***

訪問館からの回答は、通常その日の内に返ってきます。多くの大学図書館は、この時点でカウンターに資料を取り置きし、利用者が来ればすぐに利用できるようにしておいてくるでしょう。さて、回答内容を確認し紹介状を作成しますが、ここでの注意点は、必ず回答FAXがあってから紹介状を作成する、ということです。紹介状だけ先に利用者に渡して後から回答を確認する、というのは絶対にしてはいけません。紹介状については、"資料利用依頼書"と同義ですから公文書を作成する要領と同じです。なお、必ず必要な項目としては、「利用資料名(利用目的)」「利用者名」「利用(訪問)日」です。問い合わせFAXと一緒ですね。

*** その3 利用者へ渡す ***

作成した紹介状を利用者に渡せば完了です。なお、利用者には身分証も持参するように伝えましょう。訪問時に本人かどうか確認するためです。

■どんどん大学図書館の活用を!

大学図書館は公共図書館が思っているほど閉鎖的ではありません。正しい手順で利用者に紹介状を持たせれば、原則として誰でも資料を利用することが出来ます。紹介状が無くても利用できる所も増えていますので、HPなどで確認してみるといいでしょう。学術誌や研究書など、公共図書館でまかないきれない種類の資料については、どんどん大学図書館へ案内してください。紹介状利用は、大学図書館にとってそれ程珍しいことではありません。(※実費はかかりますが、複写依頼や現物貸借も大抵は受け付けてくれます)

公共図書館には、総合目録ネットワークという便利なツールもありますが、大学図書館にはNACSIS WebcatWebcat Plusというのがあります。バシバシ大学図書館の蔵書を検索してバシバシ資料を使っちゃいましょう!

YE━(。・`ω´・。)ゞ ━S!!

AV資料のネット利用(ダウンロード)

2006/11/04 (土) 10:48

アメリカなんかでは少しずつ出てきている図書館提供のダウンロードサービス。FREE THEME BBSに以前カキコしましたが、近頃話題になったものではデンバー市公共図書館のものですね。オーディオブックや動画なんかもダウンロード出来て自宅にいながらにして利用可能。HP(http://denverlibrary.org/)で確認してみると、視聴可能期間としてはオーディオブックが21日間、動画は7日間のようです。

アップロードファイル 29-1.jpg

で、先日また違う図書館でもダウンロードサービスが開始される、というニュースが出てました。

Library system debuts audiobook downloads

このようにアメリカでは、コンテンツの種類は別にして、これまで図書館に行って借りていたCDやテープ、ビデオやDVDなんかをネットからダウンロードして利用してもらおう、という流れみたい。恐らくこのようなサービス形態が、将来的には併存していく姿になっていくのでしょう。日本ではまだまだ先の話かなぁとは思いますけれでも。

・・・(・ω・`)ふむふむ・・・

カレントアウェアネスのNo.288に「米国の図書館における録音図書サービス」という記事があって、これには現状の問題点などが書かれていました。また、"1タイトルのオーディオブックデータは同時に一人にしか貸し出しを認めない,という利用モデルを採用している会社もあるが,同時利用を無制限にするといったモデルが望まれており"ということも書いてあって、もし同時利用が無制限になれば、「予約待ち」なんてことも無くなるわけですねぇ。

(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

公共図書館の電子化は主に管理側、つまり貸出であったり目録であったりという面が主流でしたが、今後はサービス面でもより充実させていく必要がありますね。大学図書館なんかではガシガシ取り入れられてますが、公共図書館でも公共の利用者向けの電子コンテンツサービスやネットサービスというものを、時代に流れに合わせて導入・提供していく必要があるんだろうと思います。予約が出来るとか、貸出状況がわかる、とかだけじゃなくてね。(「わかっちゃいるけどさ・・・」っての十分理解してますけどね。公共と大学じゃ全然違うし。)

電子テキストでいえば、無料で公開している青空文庫ってものありますが、(これはこれでいいですが)これについても、やはり図書館がより信頼性の高い保証されたテキストを公開しなくちゃいけないでしょうね。

文章力が利用者心をわしづかみ?

2006/10/16 (月) 18:55

日常生活にインターネットが溶け込んでくると、これまで電話で行っていた利用者への連絡が、電子メールでのやり取りへとその方法が変化しつつある。つまりこれは、音声での伝達手法から文字(文章)という伝達手法へと変化しつつあるともいえる訳だ。

また、これまで図書館であまり取り入れられてこなかった図書館外部からのレファレンス質問に回答する非来館型レファレンス・サービス。これが、インターネットの普及により電子メールやQuestionPointといった共同レファレンス事業により、自宅にいながらにして情報の専門家へ相談できるように変化してきている。そしてこれまた文字(文章)によるやりとりだ。

アップロードファイル 22-2.jpg

要するに"分かり切ったことながら"、感情表現が直接的な対面型・会話型サービスから、感情表現が難しく伝わりにくい文字交換型サービスへ拡大してきているということ。で、その感情伝達が難しい文字情報でいかに利用者のハートを掴むかが、今後の図書館(に限らず)のポイントになってくるのではなかろうか?

なぜこんなことを書いているかというと、

「電子メールの書き方の作法を知らない人がいる」
「自分の文章が相手にどのような印象で読まれるか、を意識しない人がいる」

という2点があるから。CCやBCCの使い方や改行の入れ方、空行の入れ方等の基本から、そして特に文章の書き方というものは、相手に伝わる印象、利用者が感じる面から見るとすごく大切になってくる。

どれだけ図書館が身近で親しみやすく、そして信頼性があることを印象付け、最も頼りになる存在となれるのか。それはたった一行の電子メールにかかっているかもしれない・・・。

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