仕事でPCとサーバのリース契約について調達業務を進めています。その中でリース期間をどうするか、ということで色々と調整をしているのですが、勉強になったことがあったのでメモがてら残しておくことにします。
なお、リース契約にすることによる税法上のメリットがありますが、今のところそれほど詳しくないので、後日まとめる機会があればまとめようと思います。
さて、リース契約をするにあたり適正期間というのがあるんですね。知りませんでした。リース期間の設定は、税法上の規程で物件(PCやサーバ)の法定耐用年数が10年未満の場合はその70%以上の期間、10年以上の場合はその60%以上の期間で設定することになります。なお、上限は法定耐用年数にかかわらずその120%までとなります。
| 法定耐用年数 | 適正リース期間 | |
| 最短期間 | 最長期間 | |
| 10年未満の物件 | 耐用年数×70% | 耐用年数×120% |
| 10年以上の物件 | 耐用年数×60% | 耐用年数×120% |
※適正リース期間の最短期間は端数を切り捨てる。
※適正リース期間の最長期間は端数を切り上げる。
例えば、PCとサーバをリースするとします。それぞれの法定耐用年数は次のとおりとなります。
| 機器内容 | 耐用年数 |
| PC(サーバ以外) | 4年 |
| サーバ | 5年 |
PCの適正リース期間は、
- 最短期間:4年×0.7=2.8年
- 最長期間:4年×1.2=4.8年
それぞれ端数処理をすると、適正リース期間は2年~5年となります。
同様にサーバの適正リース期間は、
- 最短期間:5年×0.7=3.5年
- 最長期間:5年×1.2=6年
端数処理をすると、適正リース期間は3年~6年となります。
さてそれぞれの適正リース期間が出ましたが、両方をまとめてリース契約するのが普通です。その場合、適正リース期間は、それぞれの法定耐用年数を加重平均した年数を法定耐用年数とみなして設定することになります。
加重平均によるリース期間算定(例)
- 加重平均するための金額
取得代金合計 耐用年数 1年当たりの代金
(取得代金合計/耐用年数)PC×10台 1,500,000円 4年 375,000円 サーバ×1台 300,000円 5年 60,000円 合計 1,800,000円 435,000円
- 加重平均した耐用年数
1,800,000 ÷ 435,000 = 4.1379 (※1年未満切捨て)
- 適正リース期間
4年×0.7=2.8年 端数を切り捨てて 2年
※取得代金にはソフトや調整費等は含まずハードのみの価格となる。
このように計算していくとサーバの適正リース期間は3年以上ですが、比重としてPCの割合が高いために両方をリースすると最短2年からリース契約をすることができる、ということになります。
なお、適正リース期間外(期間を短くしたり長くしたり)といった場合は、税法上は売買扱いとなります。「売買扱いになった場合どうなるの?」という疑問は当然でてきますが、この点は、勉強不足なので次の機会があればまとめようと思います。税金(会計)処理が変わってくるんでしょうね。
過去、公共図書館員。現在、大学図書館員…ではなく研究費関連部署で修行中。
早く図書館に戻って鈍った感を取り戻したいな。図書館情報大学の14期卒業生です。
今の趣味はジョギングでフルマラソン完走が目標! かわいい2人の息子が自慢です。
このブログでは、図書館関連やBeliberの日常などを更新しています。
ちなみに決して私がBest Librarianという訳ではありませんので念のため!
その他のプロフィールは
コメントする